kaguya

スタジオジブリの高畑勲・監督作「かぐや姫の物語」アカ

デミー賞逃してしまいましたね。

残念!

 

それでもアメリカの映画祭でノミネートされただけでも凄

い事ですよね。

 

という事で今さらですが「かぐや姫の物語」を観ましたの

で感想など書いてみます。

「かぐや姫の物語」あらすじ

「かぐや姫の物語」の原作は、日本人なら誰でも知ってい

るであろう「竹取物語」です。

 

「かぐや姫の物語」のストーリーも原作に忠実に作られて

いるようで、ほぼ同じです。

 

あらすじを説明したところで”ネタバレ”になることは無い

と思います。

 

要するに話としては、

  • 竹林でお爺さんが光る竹を見つける
  • かぐや姫誕生
  • すくすく育つ
  • とても美しいと評判になりたくさんの求婚を受ける
  • 全て断る
  • 自分は月の住人だと思い出す
  • 「迎えが来るから月に帰らなければなりません」発言
  • 迎えが来て月へ帰る
  • END

です。

よく知っている竹取物語ですね。

 

話の内容を知るだけなら、ほんとこれだけで完結してしま

いそうな作品ですが、、。

この作品の見どころはストーリーでは無いですよね。

見どころは??

映画のキャッチコピーでもあった「姫の犯した罪と罰」に

ついては、正直さっぱりわかりませんでした。

 

作品の中では、「こういう罪を犯したのでこんな罰を受けました」とは描かれていませんね。

よりかぐや姫の世界に浸りたい方にはこんな書籍も

 

というよりも、そんなキャッチがあったことすら忘れたま

ま一周目を観終わりました。

 

個人的には「ああ、私はこの地でいったい何をしていたの

でしょう・・」のくだりがとても印象的でした。

「生きるために生まれてきたのに・・」強烈でした。

 

このシーンこそが、この作品最大の見せ場なのだと思いま

した。

「もののけ姫」の「生きろ」に通じるような大きなメッ

セージのようなものを感じ、何か胸がズキッとしてしまい

ました。

 

その後、各レビューサイトの考察なんかを読んだあともう

一度観直しました。

 

なるほど。時代背景として仏教の教えが根底にあるという

事を頭の片隅に置いて観ると、より深く味わえるかと思い

ます。

 

この作品は、全編を通してかぐや姫の視点で物語が進行し

ていきます。

 

見どころは、やはり登場人物達の心理描写。

これがとてもうまく表現できています。

 

都に移り住むため、生まれ育った故郷を後にするシーン

だったり、見ず知らずの人からの求婚を受け入れるのが当

たり前の文化に納得できなかったり。。

 

思わず感情移入してしまいました。いや見事です。

 

また、画のタッチが独特で、筆で描いたような雰囲気が

「和」の世界観を上手く表現できています。

 

絵本の世界が動画になった、という感じでしょうか。

 

全体的に柔らかな印象で、背景などを詰め込み過ぎの作品

が多いなか、あえて「余白」を使って日本人独特の「美」

を表現しているところも好印象でした。

 

観終わった後、しばらくなんとも言えない切ない気持ちに

なります。

 

2度、3度と繰り返し見る度に違った発見や考え方ができ

る作品であるとも言えます。

 

ぜひ一人でも多くの人に見てもらいたいと思います。

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