になりお花見や登山、キャンプなどレジャーが盛んな

季節になってきましたね。

 

綺麗な空気や景色の中で気心の知れた人達と過ごす時

間は、日頃のストレスや悩みを忘れさせてくれる素晴ら

しい物です。まさにプライスレスな時間ですね^^

 

しかし、暖かくなって元気になるのは私たち人間だけで

はありません。

 

毎年多くの方が被害にあっている「マダニ感染症」。

 

このマダニも春~秋にかけて活発に動き回るようになる

のです。山野などに多く生息して、草むらなどで動物や

人間の血を吸う機会を狙っているのです。

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アレルギーの原因で有名なイエダニが0.5mm程なのに

対してマダニは2~3mm程とかなり大きく肉眼でもはっ

きり見えます。

 

マダニに刺されたからと言って必ず死ぬわけではありま

せんが、感染症によっては致死率がかなり高いため注意

が必要なのです。

 

それでは注意すべきマダニ感染症について見て行きま

しょう。

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)

マダニ感染症で最も注意すべきなのがこの重症熱性血小

板減少症候群(SFTS)です。

 

全てのマダニがこのウイルスを持っているわけではあり

ませんが、このSFTSウイルスを保有するマダニの生息

域は日本全国に広がっているようです。

 

SFTSも他の感染症と同じく数日~数週間の潜伏期間を

経て発症します。

 

症状は、発熱、おう吐、下痢、筋肉痛、意識障害、血小

板や白血球の減少などさまざまですが、初期症状は風邪

やインフルエンザと区別がつきにくいようです。

 

そしてSFTSの怖いところは、ワクチンや治療薬が

ないため致死率が極めて高いという点です。

 

SFTSの致死率は10%~30%とも言われており、子

供やお年寄りなど体力の無い方には特に危険です。

 

2013年にはマダニに刺されてSFTSに感染し、死亡する

というニュースが多くありました。

マダニ感染症はSFTSだけじゃない

マダニに刺されることで引き起こされる感染症は実に多

いです。

 

ライム病

人獣共通感染症のひとつで、ヒトからヒトや動物からヒ

トへの直接感染はなく、マダニを介して感染します。

 

進行性のある全身性の様々な症状があり、最近では海外

の有名アーティストであるアブリル・ラヴィーンさんが

このライム病で5ヶ月間寝たきりになり、本人曰く「死

んじゃうかと思った」とあるように怖い病気です。

 

重症化すると息がうまくできない、話せない、顔面神経

麻痺、食事も上手くできない、立ち上がるのが精いっ

ぱい、のように日常生活も困難なようです。

 

 

日本紅斑熱

かゆみのない発疹や発熱などがあり、重症化すると高熱

が出て倒れてしまったりします。

感染初期であれば大事にならず治療が可能です。

 

 

回帰熱

発熱期と無熱期を数回繰り返すことからこの名前がつい

たそうです。治療せずに放置すると致死率は最大40%

程にもなるので要注意です。

 

マダニに刺されて原因不明の高熱が出た場合には、ライ

ム病と併せて回帰熱の検査も必要になります。

 

 

Q熱

これも人獣共通感染症の一つです。治療が遅れると死亡

する場合もあり、危険です。

 

慢性のQ熱は特に症状が重く、慢性肝炎、骨髄炎、心内

膜炎をおこすことが多く、予後は不良です。

 

 

ダニ媒介性脳炎

ヨーロッパやロシアで多く見られる感染症で、日本国内

では過去に1例の感染報告があるようです。

 

中枢神経系症状があり、致死率が高く治療後も後遺症と

して麻痺や感覚症状が高確率で残ります。

 

具体的な治療法や治療薬は無く、支持療法のみとなり

ます。

 

ただし、ワクチンによる予防は可能なようです。

 

海外旅行などで感染対象地域を旅行する際にはぜひ予防

接種を受けておきたいところです。

マダニに刺されたらどうする?

どんなに注意していても刺されてしまう可能性はゼロで

はありません。

 

マダニは体に吸着してから1週間ほど血を吸い続けます

 

吸着から24時間を越えると感染症のリスクが高まると言

われていますので、できるだけ早く見つける事が大切

です。

 

マダニの口はギザギザした棘のようになっていて、これ

を皮膚に突き刺して吸血するため簡単には取れません

 

マダニの種類によっては、さらにセメントのような物で

口と皮膚を包んで連結してしまうので余計に取れません

 

衣服のこすれや入浴程度では取れないし、死なずに血を

吸い続けます。

 

山野などに出かけた後は、お風呂に入る時にマダニが吸

着していないか念入りにチェックしましょう。

 

マダニは刺す時に麻酔を使うので刺されたという自覚が

ないケースが多いのです

 

マダニは太ももの内側やわきの下、首などの柔らかい部

分を探して吸着すると言われています。

 

また、子供やお年寄りは頭に着く場合も多いようです。

 

マダニの吸着を見つけたら自分で取る事はせず、皮膚科

を受診して切除してもらうのが一番安全です。

 

上に書いたように、マダニの口はギザギザのトゲのよう

になっているため無理に引き抜こうとすると、折れて皮

膚の中に残ってしまったり、体を圧迫して体液が逆流し

感染症のリスクが高まってしまいます

 

やむをえず自分で取ってしまった場合は後日、皮膚科を

受診して自分でマダニを引き剥がした事を伝えるように

しましょう。

 

また、引き剥がしたマダニを潰すと卵や病原菌が飛び

散ってしまうので、セロハンテープで包んで捨てるのが

いいです。

まとめ

  • マダニに刺されると結構厄介な感染症にかかるリスクがいろいろある
  • 刺されたら自分で取らずに皮膚科へ行く
  • 刺された自覚がない場合がほとんどなので、レジャーなどを楽しんだ後は念入りにチェックする
  • 刺されないように予防するのが第一。肌を露出しない、明るい色のツルツルした素材の服を着る、虫除けスプレーを使うようにする

 

以上、マダニ予防と対策をしてこれからのシーズン、

レジャーを思いっきり楽しみましょう^^

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